海外旅行って想像するだけでもワクワクしますよね!「ここに行こう」「あれも買おう」と計画していると楽しくて仕方がありません。しかし、計画がより具体的になってくる頃には不安も芽生えてくるのではないでしょうか。
今回はその不安を軽くし、旅行を楽しむために気を付けるべきポイントを8つご紹介します!
記事の中では、女ひとりで旅行をしていても一度もスリ被害に遭わなかった私がおすすめする「スリ・ジプシー対策」もご紹介したいと思います。
海外は良くも悪くも、日本とは随分と雰囲気が違います。人もその行動も習慣も違うので、戸惑うことや、もっとこうしておけば良かったと思うこともあるかもしれません。
そこで、ヨーロッパ女ひとり旅にハマった筆者が主にヨーロッパ旅行についての8つの気をつけるべきことを紹介していきます。体験談も踏まえて具体的に、詳しくお話しできたらと思います。
皆さんのお役に立ちますように!
1, 自分自身で気をつけたいこと
まずは自分自身で意識的に気をつけたいことをご紹介していきます!
どのポイントも、実際に女ひとり旅をしてみて大切だと思ったことです。ひとり旅の準備をしている方はもちろん、友人やご家族とこれから旅行に行かれる方にも大切なポイントになると思います。
旅の初日は少し緊張するかもしれませんが、これらのことを意識していればきっと!皆さんの旅行が現地に馴染んだ、素敵な思い出となりますよ。
1, 常に微笑む
これは私がヨーロッパを女ひとりで旅してみて、1番大切だと感じたことです。もちろん友人や家族と一緒でもとても、旅先で常に微笑んでいることはとても大切なことだと思います。
海外旅行は言語や文化などの違いから、何かと迷ったり不安になることが多いですよね。困った際も、険しい表情をせず微笑んでいれば、聞く前にむしろ現地の方々が助けてくれます。
私の場合、旅の初日は少し緊張していたことや荷物が重過ぎたこともあり、正直微笑むどころではありませんでした。その日は楽しめたものの、人との交流は少なかったです。
その後少し余裕ができてくると微笑みができるようになり、道を歩いている時も少し口角を上げて歩くことを意識しました。
すると現地の人たちが通りすがりに「ニコッ」と微笑んでくれるようになり、会話すらしていない近くの人が荷物を運ぶのを手伝ってくれるなど、人との交流が一気に盛んになりました。現地の方々にも本当に何度も助けられました。
助けてもらえるだけでなく、日本語が通じない海外では微笑みがコミュニケーション手段になります。通りすがりの人に少し微笑めば、多くの場合は微笑み返してくれます。勝手にその人と知り合いになれた気がして、気分が上がりますよ。笑
しかし、自分自身が「ん?」と違和感を感じるような人には絶対に微笑まないでください。つまり、相手を見て、適度に、常に微笑むことを意識しましょう。
微笑んでいると、自分自身のワクワク気分も高まります!
2, カジュアル過ぎないシックな服装を
これも微笑みと同じくらい大切だと感じたことです。
これは私が実際に感じたことなのですが、脚が長く見えるようなショート丈のトップスをきていた日よりも、シックでシンプルな黒のワンピースをきていた日の方が、なんとなく、店員さんや現地の人からより丁寧に扱われた気がします。笑
また、海外旅行中は歩き回った後に「いいな」と思ったカフェなどにふらっと入ることもよくあると思います。パリの中心地でサロンをピシッと巻いたカフェの店員さんがいるお店だと、「あ、今日はシックな服装だから大丈夫!」などと勝手に安心することがありました。笑
「シックな服装をしているとより丁寧に扱われた気がする」というのは私個人の感覚ではありますが、事実でもあると思います。せっかくの海外旅行ですから、気持ち良く過ごすためにも服装にはある程度気をつけたいですね!
シックな服装でなくても、最低限TPOは守りたいです。露出のし過ぎにはご注意を!
3, スリやジプシー
これは皆さんが心配していることうちのひとつではないでしょうか。
私は一ヶ月以上ほとんど女ひとりで旅行をしていましたが、スリに遭ったことは一度もありませんでした。ジプシーやミサンガを巻きつけてくる黒人の人たちなどにはもちろん出くわしましたが、何事もなく無事に過ごすことができました。
私のスリ対策としては、「チャック付きのショルダーバックを(もちろんチャックを閉めた状態で)身体の前に持ってきて、身体と右腕の間に挟み、右腕はチャックの上に沿わせる体勢」を常にとることです。(もうだいぶ旅に慣れてきた後であれば、トートバックなどでも正直大丈夫ですが、慣れていないうちは気をつけておくことが賢明です。)
中でもパリのメトロには要注意です。190cm越えのドイツ人男性と一緒にいても狙われていました。どんなに眠くても、絶対に目を閉じない!目を付けさせない!「ん?」と違和感を感じる人がいたら、さっと席を移動しましょう。
ひとり旅だと自然とに周りに目が向くためなのか、その場所に溶け込めていたのか、逆に狙われない気もしましたが。笑
スリは大体2人以上で行っています。私が友人と一緒にいた時にスリに狙われたことがあると先程書きましたが、その時は目の前にいるスウェットを着た男性が私たちの後ろの方にいる男性に手で合図を送っていました。途中でなぜかスリをすることを諦めてくれたようでラッキーでした。
ちなみに、外国人の友人に「ひとりでヨーロッパに旅行に行くんだ♪」と言った時に彼らが口を揃えて言っていたことは、「よく周りを見るんだよ!気をつけてね!!」です。私たちは観光客ですので、常に周りを見て自分の身の安全を守りましょう。
次にジプシーについて。私のジプシー対策は、「何を言われても言葉を発さない。目を合わせずに斜め下を見て、ほんの少しだけ微笑みながら首を横に振る」です。ガン無視するよりも効果的でした。笑
ドイツ人の友人曰く「可哀想だと思うかもしれないけど、彼らは行政からお金をもらっている。あげる必要はない。」らしいです。THE ドイツ人です。笑
実際にヨーロッパではジプシーを目にすることが多すぎて、お金をあげていたらきりがありません。異国の地でトラブルに巻き込まれないためにも、普通に通り過ぎるようにしましょう。
スリやジプシー相手に本当に困ったら、周りの外国人に助けを求めてみてもいいと思います。
4, 周りをよく見る
これは先程少し触れましたが、ヨーロッパ人の友人たちからのアドバイスです。海外旅行に行く際には、周りに配慮するためにも、自分の身を守るためにも周りをよく見ましょう!
例えば、フランスのメトロでは折りたたみ式の椅子にはあまり座りません。混んでる時にはもちろん座りませんが、何か他にも理由があるのでしょう。笑私がパリのこの折りたたみ椅子について人々の様子を観察して気がついたことは、通常時は座っている人も多いですが、混んでくる多くの人が椅子から立ち上がるということです。周りの人に配慮するイメージのないパリジャンですが、きちんと配慮していることを知りました。笑
日本人・アジア人観光客として現地の人に嫌がられないように、周りを見て適切に行動できるといいですね。
私たちの行動で現地の人に迷惑を掛けたり、日本人観光客の評判が落ちるかもしれません。また、周りに合わせることで得をしたり、犯罪被害に遭う確率を減らすことができます。
私の友人のアドバイス通り、周りをよく見て行動しましょう!
5, トラブルも楽しむめげない心
せっかくの旅行なので、「トラブルは面白い思い出話になる」と思って楽しみましょう。とは言ったものの、電車に乗り遅れそうになって必死で重いキャリーを引きずりながら猛ダッシュした時の私はその状況を楽しんではいませんでしたが。笑
なので私の反省も含めた気を付けたいポイントです!
先程の話の詳細を少しお伝えすると、イタリア滞在中に電車を逃しそうになり、朝8時に髪の毛をボサボサにしながら石造の道を重いキャリーケースを引きずり回しながら走っていました。すると感動的なことに、車が青なのに止まって信号を渡らせてくれました。泣
結果、電車には乗り遅れましたが現地の人にチケットについて教えてもらったおかげで、持っていたチケットで次の電車に乗ることができました。
その時は必死すぎて笑顔もほとんど忘れていましたが、今となっては良い思い出です。家族や友人に話す際も、必死すぎる自分を思い出すだけで笑ってしまうような思い出になりました。
諦めずに、何でも思い出だと思って楽しみましょう!
6, 道を聞くなら、親切そうな人に
道に迷った時や何か困った時、誰にでも聞いて良い訳ではないと私は感じました。違和感を感じる人に聞かないことはもちろん、人を見て聞きましょう。
私はパリからオルリー空港までのバスに乗る際、私以外に誰もバス停で待っていないことから不安になりました。その時近くを歩いていた黒人の普通の女の子に「歳が近そうだから」という理由で、このバスが空港に行くか聞いてみたところ、携帯でわざわざ調べてくれ、説明してくれた後に、「行くよ!ここで待っていればバスが来るから大丈夫!」と親切に答えてくれました。
しかし、同時に「昼食代を恵んで」とコインを要求されました。よく状況が理解できなかったので50セントを差し出したところ、シルバーコインが欲しいと言われました。笑(50セントコインとは違って、コインの周りがシルバーのもののことだと思われます。)呆れながら50セントコインを差し出し続けるもシルバーコインを要求し続けるので、結局3ユーロ程渡しました。笑無駄金を払ってしまいました、、
その後、「いやあの人は信用できるか分からない。このバスに乗れなかったら飛行機にも間に合わない。」ということで優しそうなおじさんに聞いてみました。おじさんは一緒に時刻表を確認してくれ、「うん、行くよ!あと3分でくるはずだから、ここで待ってな!」と優しく教えてくれました。泣
困った時は綺麗な身なりの人に、「親切そうだから」という理由で質問をしましょう。
2, 事前に下調べをして気を付けたいこと
次に事前に下調べをして気を付けたいことをご紹介していきます!
私はふらっと旅行に行くタイプでしたが、同じ都市に再び行く際などは下調べを入念にします。美術館の休業日など、調べてわかることは行き当たりばったりではなく事前に調べていくことをお勧めします!
ちなみに、美術館は事前にネットでチケットを取ることで列に並ぶ時間が0〜数分になるのでお勧めです。
7, 日曜休業
これには私も引っかかりました。笑
外国人の友人からもインターネットの情報からも、「ヨーロッパでは日曜日が休日のお店が多い」という情報は得ていたのですが、「それほどでもないだろう」と思っていました。
しかし、結構な割合で閉まっており、まあまあ不便です。笑
私が旅行に行った時に8月初旬なのに突然寒くなる日が1.5日ほどありました。そして私はもちろん夏服しか持ってきていなかったので、現地の人たちがウィンドブレーカーで外出している中、私はノースリーブで外出している日がありました。笑
洋服屋さんやレストラン、薬局なども日曜日は閉まるお店が多いので要注意です!
その代わりに、美術館などは営業しているので、「日曜日は観光客らしい観光をする!」と決めてもいいですね。いずれにしろ絶対に行きたい場所の休業日は事前によく調べておきましょう。
日曜休業、意外と厄介です。
8, 2~3時間前には空港に着く
私が言えたことではありませんが、旅行中は特に時間に余裕をもって行動しましょう!
ヨーロッパ内を飛行機で移動する際、早過ぎかなと思いながらも「3時間前には空港に着く!」を目標にホテルやアパートを出発しました。しかし、実際には1時間半ちょっと前に到着し、空港でのんびりショピングをする時間もないまま搭乗しました。
バスが遅れることもあるし、乗り間違えることもあります。慣れない土地で自力で移動手段を探さなければならず、何が起こるか分からない旅行中はヨーロッパ圏内の飛行機に乗る際でも2~3時間前には空港に着くことを意識して行動すると良いかもしれません。
また、これも私の失敗談なのですが、美術館などに行く際も予約までの時間に余裕を持っていきましょう。オランダでは少し時間を過ぎても大丈夫だったのですが、パリではダメでした。笑
ヨーロッパって時間にもルーズそうで自由そうなのに、こんなところは厳しいんだと学びました。私が悪いだけの話なのですが。笑
まとめ
今回は、海外旅行(ヨーロッパ旅行)で楽しむために気を付けたい8つのことをご紹介しました!
旅行の際に気を付けたいことや注意点はたくさんありますが、まずは笑顔で気楽にリラックスすることが楽しむための一番のポイントです!
海外旅行は初めての方はもちろん、何回か言ったことがある方でも最初は少し緊張するものだと思います。「全部思い出!」と考えて、思い行きり楽しみましょう!
安全第一で楽しんできてくださいね!
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